0時53分

2004年1月8日 日常
 
 
 
 
同僚が職場で死亡した。

転倒?による振動音を聞いて
近くに居た女性客が知らせてくれた

急遽、心音確認をしたが
危機的状況だったので
119通報依頼を行う。

気道確保を行うため、ひっくり返して
あごを開けさせる。

口を無理やり開かせると
歯を懸命に閉じていて開かなかったので

マイナスドライバーを取りに行かせる。

戻ってくるまでの間に口内が弛緩したので
肺までの気道確保を確認して

心臓マッサージを行う。

効果なし。

顔色がだんだん悪くなり、紫色になってくる

呼びかけを行うとたまに呼吸?をするので
心臓マッサージと呼びかけを交互に行う。

救急車到着。

心拍数を測る機械と人工呼吸を行える機械を
持って到着。

到着して僕から状態を聞き、彼らは作業に入る。

救急隊員の方は落ち着いて作業しているので
周囲の僕たちが安心する。

彼らの作業中は同僚の運び出しが容易になるように
通路を確保する。

一定の指示を出し終えると
同僚の心拍数をずっと見ていた。
29〜42程度で一定していた。

危険値まで下がったらアラームが鳴るので
アラームが鳴っていないことで
ある意味安心していたように思う。

で、運び出し。
彼は店内一の巨躯だったのでストレッチャーに
乗せるときも、救急車に乗せる時も
救急隊員さん達を困らせた模様。

で、店を急遽閉店。
皆で病院へ。
到着前に死亡確認の報が入る。

救急車内で死亡したらしい。

病院で社長と店長が遺族の方と
何かボソボソと話していた。

離れて一緒に救命活動したスタッフと
「また一緒やな」なんて話を。
彼とは以前警察の取調べ時(11/3)も一緒でした。

その後、彼のご家族からの依頼もあって
彼の部屋を片付ける流れになる。

その後色々と細かい事があるも
無事に皆帰れたそうで安心でした。
 
 
 
 
9日朝から朝勤務。
夕方にいつもの夜勤務のスタッフに会うときに
夜勤務スタッフに混じって
彼の顔を見ることが出来たら
どんなに幸せだろう。
そう思う。

シフトに準じて通夜か葬式のどちらかに出席予定。

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