友人から依頼があったため、追加します。
質問内容は「店舗外販売先でいい所ないの?」という質問でしたが
よく聞くと、「衣類の売り上げを上げるにはどうすれば良いの?」という事についてでした。
質問して貰ったおかげで頭の中が久しぶり整理できたので以下まとめます。


売り上げを上げるために


衣類販売、特に低単価の衣類販売においては流れ作業の確立が重要な要素の一つです。大量に入荷されてくる衣類をいかにお金に替えていくかという作業ライン(バリューチェーン)を作っていかなければ利益に繋がりません。客層毎、店舗毎に最適なバリューチェーンというのは違ってくるため個々に最適化していって下さい。
以下の文章は最適化されつつあるバリューチェーンを再考し、新たに作業を加えることで売上を確立する方法論となります。


売場で売上を立てるためには一人時間当たりの売上高を上げる必要が有ります。
特に安価な中古衣類販売は労働集約型であるため、時給あたりどれだけ売る事ができるかという事が大事です。
一時間ずっと売り場をぐるぐる服を畳んで品出しするだけで一人当たりいくら儲かるのか?を毎月必ず計算します。

次に売上を伸ばすために、大きく三つの方策があります。

a,人手を増やす
b,売場面積を増やす
c,単価を上げる



a.人手を増やす

一人当たりの儲けが十分あり、人手を入れることで売上を伸ばせるのであれば一人時間当たり売上高が下がってこない間は人手を増やし続けましょう。余ってくるようになると以下の仕事を割り振っていきます。新規にその仕事のために人手を雇うことは推奨しません。あくまで既存スタッフを鍛えて売場管理をさせ、その下に新スタッフを付け、空けた時間に追加業務というスタイルを取らないと問題が発生します。


b,売場面積を増やす

売場面積を増やすというのはバックヤード等を潰したり、店頭に展開したりなど単純に売場を増やす方法とは別に高さ方向に売場を増やしたり、店舗外販売をすることも含みます。

高さ方向へは子供服を除いて二段が限界です。客の身長を忖度し、丁度良い高さを設定しましょう。上方向に伸ばす際は必ず十分な数の脚立を売場に配置して下さい。

店舗外販売とはそのままの意味で古着買い取り業者に販売したり、ヤフオクで販売したり、フリーマーケットで販売する事を指します。


b-1.オークションで販売

一店舗につき必ず一人はオークション販売スタッフが必要です。
週5日出勤で時給1000円x8hで計算すると週4万円、ここから労働分配率を30%とすると
40000/0.3=13万円程度の売上が必要です。
売れない時期やスタッフの急な休み等でヘルプに回る時もあるため、週一人当たり15~20万円の売上を目指しましょう。
週売上を達成するために発送日・梱包日等を集約させます。担当者が一人であれば週一か週二くらいのペースが良いでしょう。
商品は可能であればブランド別にIDを分けた方が効果的です。しまむら製品と西松屋製品を主に出品している出品者がダイアナの靴を出品しても高値が付かないでしょう。
大きく単価の高い物、安い物だけでも分けるべきです。
後は出品を繰り返すうちに作業は効率化されていきますが、出品にかかる時間を縮めないと売上を達成するための出品単価が下がらないことに注目下さい。

例えば一時間で二点出品でき、週に発送日を除く4日x7時間作業可能だとします。
すると、出品可能点数は週56個。週売上15万を達成するには2678円の単価が必要となります。

このように100円のものでも出せば良いというスタイルであれば、人件費と梱包費で赤字になります。

b-2.オークション外注化
そのため、オークション販売を外注化します。
店頭にポスターを貼り、オークション外注スタッフを募集します。

店舗で売れない一定量の衣類を重さなどの単位で販売します。外注はその単価で購入し、自分のオークションIDで販売します。店舗から購入した金額以上はすべて外注さんの儲けになるため、赤字にならないように販売するモノを調整して入れてあげるのが良いでしょう。
例えば傷の大きいブランド物などはオークションでは売りにくい(トラブルになりやすい)ですが、店頭では売りにくい外注さんが好きなブランドの品などを入れてあげると喜ばれます。
90リットルのゴミ袋いっぱいで300円~500円くらいが外注さんが利益の出るラインなのでその程度で売ってあげると喜ばれると思います。

外注さんは小さい子供がいて外に働きに出られない奥様層に依頼するのが今のところ最も成功率が高かったように記憶しています。

b-3.フリーマーケットで販売
まず、車を入れられるフリーマーケットのチケットを購入します。そして大量の針金ハンガーと売場設営のできる人手を最低二人居れば販売可能です。百円均一で販売すれば簡単に量を裁けます。問題は人手の人件費とフリーマーケットのチケット代が高く付くことです。これをクリアするため、フリーマーケット側と親しくなり、客寄せのために出店依頼されるようにしたり、売場から離れている間接部門スタッフを使ったりすると良いでしょう。

b-4.同業他社に持ち込み
堂々と同業他社に持ち込むのもアリです。
私が店長していた際は、周辺店の店長とは親しくしていたので挨拶して何度も持ち込んでいましたし、周辺店からも真偽確認のための査定だけの持ち込みなども暇な時間であれば受けていました。特に買取量が減っている店舗ではバリューチェーンを働かせるためにどのような買取であっても嬉しい物です。

b-5.古着買い取り業者
b-1,2,3,4の以上の販売網で売れ残ったものだけを買い取り業者に販売していました。最低二社以上は買取業者と契約しましょう。買取業者の今後の利用内容により買い取り価格が変わるため、デニムやネルシャツをよく使うパッチワーク業者にはそれらを分類してあげると、高く買ってくれます。それらが分けてあるだけで二社以上と契約していてもマメに店舗へ引き取りに寄ってくれるようになります。

以上どのようなモノであっても何度もフルイに掛けるだけで利益(バリュー)を生み出すことができるという話でした。

ただし、以上を行うにはすべて人手が必要です。
そのため、第一に書いたように真っ先に確保するのは人手です。一人時間当たり売上高が下がってこない間は人手を増やし続けましょう。
手が空きはじめた者へフルイの仕事を振っていくことで一人時間当たり売上高を確保し全体的な売上高を増やし続けましょう。

c.単価を上げる
これは、必死で取り組むべき問題です。
毎日どうすれば単価を上げることが出来るかを必死で考えていきましょう。
人手を増やす一人当たり売上高が時給に接近しているような余裕が無い店舗はまずこれに取り組むべきです。

単価をもし上げることが出来れば、
・一人当たり時間売上高が伸び、ゆっくりと仕事ができます。
・人手を増やすことができ、新たな仕事に取り組めます。
・売場を圧縮せず、ゆったりとした売場が作れます。

単価を上げるには以下記事も参考にしてみて下さい。


「売るには」
・各コーナーでお客さんのテンションがあがる雰囲気作りをしよう
http://37942.diarynote.jp/201301051923572077/
・棚に空きを作らないようにしよう(120%埋めよう)
・恐れず在庫を持とう(一億円の在庫の店と500万円の在庫の店)
http://37942.diarynote.jp/200907251006315068/
・商品化のスピードを上げよう(即出しの原則)
http://37942.diarynote.jp/200608050803050000/
・独断で「売らない」ことを決めない(全出しの原則)
・値下げして売らないため必死で頭を働かせよう
・月商+10万のための気の利いた二つのやり方
・右のものを左にするだけで売れる(脳には「見えていない」)
http://37942.diarynote.jp/201004080616512760/
・30:70の法則(効果の高い値下げのやり方)
・高く販売したほうが売れる三つの法則
・売れない時期は売れない。すぐ叩き売らない(我慢の原則)
・近隣同業店よりも高く売る特殊割引のサービス
http://37942.diarynote.jp/201207240054002730/
・ジャンルをまとめるだけで売れないものが売れる
・売り場整理をしよう
・接客をしてみよう(一見接客と常連接客)
・セット販売を極めよう
・売る場所は店舗だけではない(店外との販売ルートの確立)
・売れている商材を伸ばそう
・ヤフオクとのうまい付き合い方
・何があっても売り切らない!商材を少し残そう

「買取を増やすには」
・POP、チラシ、すべてに買取金額を明記しよう
・買取予定本数に到達したら販売価格ではなく、まず買取価格を値下げしよう
http://37942.diarynote.jp/200907251041434468/
・近隣店調査を欠かさないようにしよう
・集まりにくい商材は新品仕入れも視野に入れてみよう
・新しい買取方法を提示してみよう
・聞かれたものは売れるもの、常にアンテナを張って買取告知をかけよう
・オークション等で人気の商材を集めてみよう
http://37942.diarynote.jp/201004080543073754/
・毎月新しいものを集めていることを告知していこう

「専門」
・衣類売上高を伸ばすには
http://37942.diarynote.jp/201408211235447489/

「総合的に」
・売り上げ目標の数字を意識して動いていこう
・売り上げグラフから近隣の給料日や小遣い日を推察して行動しよう
・スタッフの使い方について
http://37942.diarynote.jp/201302010209385076/
・常に手持ち仕事を三つ持とう
http://37942.diarynote.jp/201004080526216933/
・「ボトルネック理論」を常に頭において行動しよう
http://37942.diarynote.jp/200907250944409622/

初受注

2013年2月1日 お仕事
商社マンとして初受注(仮受注です)。
昨年九月くらいからのお話で、ゆっくりゆっくりの話でしたが
やっと受注できました!(まだ仮受注です)

深夜ですが、上司にメールしてしまいました。
ほぼ利益なしの仕事ですが、少しでも社に貢献できたので嬉しいですね。

台湾に来て9ヶ月赤字とXXを垂れ流すだけの存在だった自分にも
なんとか光明の見えた日です。
白髪発生止まるといいな。

香港仕事終了

2013年1月23日 お仕事
アメリカから中国製品の買付をする仕事のため
香港から中国の東芫入りしていましたが、なんとか仕事がまとまったようです。
プロジェクト始まったのが9月頃で、足掛け5か月。
注文書をまだ貰っていないためまだまだ油断はできませんが
一大イベントはどうにかやりきったようでひと安心です。

全部終わってから顧客より実は別ルートでも見積頼んでいたんだけど
御社に出すよと言ってもらえたので嬉しかったですね。
来週今年初めて、人生二度目の中国行き
日本帰省前の最後の大仕事!と書けばわりと大変そうだけど
実質は上司の付き添い。
この案件をここまで持っていったのは僕の力量だけど
最後まとめられるのは上司だけ

まだまだってことですね、上司はこの仕事を13年やってるので
色々と学ばせてもらう予定です。

場所はまた広東省。
クラクション鳴らす人が多いのが嫌なくらいでそんなに悪いイメージは無い。

前の広東省行きの際は中国語が全くわからなかったが
今は少しだけわかるようになったので、違う結果だと思う。

中国語の技術的な面で言えば前の方が高かったように思うけど
その頃に比べてハートが強くなった。
昔のように緊張していると相手の言葉が右から左へ素通りしてしまうが
今はリラックスして聞けるようになったことで、単語を拾えるようになっている。

一文で三分の一聞き取ることができれば、
行動と併せてだいたい文の意味が予測できるので
今後もリラックスしていきたいと思う。

現況

2012年7月14日 お仕事
店長のお仕事の契約を一年前倒しで1月で終了し、諸所あって現在台湾にいます。
店では売り上げを伸ばし続け、優秀な副店長に引継ぎもして円満に退社しました。

現在は台北師範大学で学びつつ商社の仕事のお手伝いをしています。
8月にはベトナムに行く予定です。

海外に出ようと考えたのは自分自身の次のステップアップに迷走していたのと、
先輩店長の経歴の一つに海外旅行添乗員→元LV銀座店店長という方がいて
昔かなり刺激を受けたからです。

仕事でシカゴに行く機会がありましたが、シカゴでも金の買取店が繁盛しています。
海外に出てみて衝撃を受けた店舗・サービス・販売方法は

・台湾での古着ビジネスに対する嫌悪感
・24時間営業の眼鏡店
売り上げ減少に悩んでいる眼鏡店にとってはいいアイデアだと思います。
・即日施工のADSL業者
・ジュースバーの多さ
・コーンフレーク付き牛乳
牛乳業者がコーンフレークとスプーンを付けて販売しています。
・本場のメキシコ料理店の美味さ

今の所はこれくらいでしょうか。ちなみに体重はまったく減りません。
体重減少・言語学習・仕事と二兎どころか三兎追っているので仕方ないかもしれませんね。
まとめるまとめると言いながらもなかなかまとめずに書き殴っているだけのblogですが
リサイクルショップ最前線で考えていること、感じていることを書いています。

「知識で武装しすぎると肌感覚が鈍くなる」というのは最近読んだお坊さんの教えですが、僕もどうやら肌感覚が鈍っていたようです。

現場ではパラダイムシフトが起きています。
地域一番店戦略は崩壊しました。正しくは崩壊しつつあります。
経過を以下に述べます。

まず最も商品があり、妥当な価格で、ある程度信頼できるお店がすべての人の近くにできてしまいました。
ヤフーオークションです。
これ以上の店舗は存在しないため、ここが地域一番店となります。
手間は掛かりますが商品を妥当な価格で売買ができます。

今後は二番店として生きていく方策を考えていくべきです。
以降はその戦略と「新」地域一番店戦略について述べます。


リサイクルショップの売上額は買取額に大きく左右されます。
また、買取量を左右するのが地域での買取認知力です。

・買取認知力を上げるために一品買取額の地域一番を維持し、まず商品量を確保。
・商品量を蓄えることで他店と差別化を図り。
・差別化を踏み台にして地域一番の高値で販売することができるようになる。
・商品量の多さや販売価格の高さから買取客に継続して現在も一品買取価格が地域一番であると誤認させ、さらに買取量を増やす
・こうすることで販売量・利益率ナンバーワンの地域一番店となる。

というのが以前までの勝ちパターン(旧地域一番店戦略)でした。
つまり、地域一番一品買取額を上げ、商品量を蓄えさえすれば勝ちが確定していたのです。

これは物価変動が無かったりインフレ時は非常に有効に働きました。
失われた十年と呼ばれる時代にブルーオーシャンであったことも相まって
ハードオフ、お宝系等高価買取リサイクルが大きく伸びた要因でもあります。

で、現在のようなデフレ下では商売のやり方自体が大きく変わってきています。

例えば現在商品が入荷してきたとして、その価値を100とすると
店頭で三ヶ月置いてあると価値は50に減ります。
リサイクル業ではこれくらい猛烈にデフレとなりつつあります。

ババ抜きを想定して貰うと判りやすいかもしれません。
右から左へいかに早く捌くかというのが課題となりつつあります。

繰り返しますが旧地域一番店戦略の売上向上サイクルは以下のようなものでした。
・一品買取額を増やすことで在庫を積み増すことで

・一品販売単価を上げ、総売上を上げることができました。

新地域一番店戦略の売上向上サイクルは以下の通りとなります。
・一品販売単価を安くすることで来客数を増やす
・販売数量を増やすことで売上を減らさない
・高額商材はすぐ現金化、資産減少させない。
・立ち読み・無料ゲームなど格安で長時間滞在できる店への変化。
・商品はすぐに売れていくため店頭鮮度が既存店より高い
・以上を複合化させることで来店を習慣化させ、買取の第一次持ち込みを促す。

いきなり新戦略に店舗を変革させると総資産の大幅な減少を招くので
現在「販売数が落ち込み、買取持ち込み数が減らない」商材から始めると良いかと思います。

習慣化は本当に大事です。お客さんは「高く売りたいならヤフオク、手軽に処理したいなら近隣のリサイクル店。買取価格はヤフオク見て決めてるからどこの店も同じ。」と気付いてしまっています。
デフレ下では高く買い取れません。では、何によってストアロイヤリティーを保つべきでしょうか?
個人的には習慣化が決め手になると考えています。

イマイチまとまりませんが、今日は力尽きたのでここまで。
たまに珍妙な電話があります。今回はそんな事例を二件ほど。

・googleの正規代理店
「google正規代理店の~ですがSEOってご存知ですか?」とのコト。

google社はadwords契約(契約だけなら無料)を5000円から広告が『誰でも』出せます。その結果、googleには広告代理店は無くても成り立つシステムです。

ってことで軽く疑問がわいて「adwords契約してりゃ正規代理店なの?」
と聞くとしどろもどろに。やんわりお断りしました。
こんな営業の電話に引っかかる人いるんだろうか?

・注文
当店まで電話を掛けてこられて
「インターネットでほしい作品を見つけたのですが、『ザ・痴漢.net 8』って置いていますか?」とのこと。
製作会社名を聞くと「アマゾン」。

アマゾン?amazon?まさかねぇ、と思いながらgoogleで調べてみるとやはりamazon.comで販売中の商品で制作会社はGPミュージアムソフト社のようです。
amazonで1440円、2004年の作品で当店には在庫はありませんでした。

で、当店に在庫が無かったことを伝えると、
電話の向こうの人はamazon.comの画面を目の前で見つつ
「どうすれば手に入りますかねぇ」と。

・「右上の黄色い『カートに入れる』を押して~」
・「さぁー、他社さんなので」

上記の選択肢のうちどちらにしようか悩んだ結果、
「104」でamazon.comの番号を聞いて電話してみてはいかがですか?
と伝えました。たぶん最も正しい選択肢だったと思います。

と、ここまで書いて思ったのですが、 「取り寄せなので8000円になりますが如何なさいますか?」と聞くのが最適解のような気がしてきました。
パッとこれが浮かばないのでまだまだ甘い人間なのかもしれません。精進します。
二月一日から店長職のオファーを受けました。
会社組織自体がまだしっかりしていない状態なので状況は流動的ですが

今までの人生で最大の挑戦になるかと思います。

高校では生徒会長もやったし、大学では文化系の自治会長みたいな役職もやりました。
いつも今が人生のピークだと思ってやってきましたが
ホントに今が人生のピークなんじゃないかなと思っています。


自分が後輩を受けた際に「昔店長だったときはね」とアドバイスできるよう
もし失敗しても後悔のないように、クビになるまで試行錯誤を続けていきたいと思います。

さてさて

2009年11月29日 お仕事
日記の更新が減ってくるのはその人の人生のおける刺激(書くこと)が
減ってくるからではないかと常々思っている僕ですが(いいわけです。)

ちょっと刺激があったので書き込んでみます。

現在勤務している店舗の社長が家族の病気と仕事のダブル心労のためダウンしてしまいまして、
店舗の営業権を譲渡することになり、譲渡受けた方(仲人さんです)から直々に
「成果給付けるので三年間一緒にやらないか?」とオファーを戴きました。

現在の店舗では昨対110%前後をキープできているので仕事自体には不満はないのですが、
30を越えて出会いがないっていうのと、太ってきたということと、
拘束時間が長いため勉強に割ける時間が少ないということで、
以前から声を掛けていただいている他店舗への転籍も考えていたのですが

今回のオファーが実質副社長オファーということなので魅力を感じています。

まだ返事は保留していますが、もし受けるとするならばという改善点は伝えてあるので
ちょっと劇的な改善が見込めるのではないかなぁと淡い期待が持てています。

何をするにも先立つものを稼ぐのが大事なので今日もしっかり稼いできます。
スタッフの一人(副職:DJ)が朝の出勤時間に無連絡で遅刻。
携帯等に連絡を入れるも繋がらず、あらら厳重注意やな?と思っていたところ
近隣の警察署から電話が入り、彼を拘留しているとのこと。

拘留理由を聞くと近隣のスーパーでお好み焼きとペットボトルのお茶を万引きしたそうな。

数日拘留、釈放した後再び雇用する気はありますか?と電話先の刑事さんに聞かれたので
即断できない上本人からお話を後日聞いて後決めさせて下さいと伝え、電話を切る。

スタッフと色々と話を聞いた上で被害にあったスーパーに出向いて買物ついでに裏を取る。
同日万引き事件があり、社員さんが対応し警察に届けたらしい。

数日後拘留終了したDJ君が挨拶に来た。
「いやぁ警察って面倒ですよね~、数年前の大麻事件で身柄拘束されましたよ」
「今は全然やっていないんですけどね、昔ちょっと関わっていたときに(後略)」

流行っているんですかね、大麻に関わる人にあまり良いイメージは持てないのですが
ちなみに彼は解雇処分になったそうです。
昨日は売場のDVDプレイヤーを修理しました。
症状はディスクトレイが出てこないということでモーター不良か動作部不良ではないかと
当たりを付けて見てみると駆動を伝えるゴムが劣化して切れていたので交換。
再度組み立てて動かしてみて貰いましたが結果は上々のようです。

器用でなんでもこなせているような感じですが
今まで行った仕事でどうしても合わなかった仕事があります。

28の時に三ヶ月だけやったコールセンターの仕事です。

時給がよくて自身の電話応対能力のUpになるかなと思い始めましたが
三日で向いてなさを自覚し、一週間で鬱になりかけました。

声だけで接客することがとても難しかったのと、
雇用側が求めていた短い時間で件数をこなす接客方針が合わなかったので
最盛期の間がんばって仕事自体が減った時期に辞めることになったのですが
たまに夢に見て飛び起きることがあります。

ちょっとしたトラウマです。

再確認

2009年7月16日 お仕事
赴任後半年経ってみたので現状を確認してみることにします。

半年前売上1200万→現在売上見込1000万
半年前利益800万→現在利益見込700万

正直なところ「よくない」が他店も下がっているので「悪すぎでもない」

まず最初の半年の目標としては以下の通りでした。

1、出店のため主要スタッフが抜けるが残ったスタッフで売上を落とさない
2、スタッフの能力はあると思うのでモチベーションを上げることで実力を引き出す
3、社長と喧嘩しないこと

現在までの流れして

A、能力がある・任せられると聞いていたスタッフに能力がなかった
抜けた主要スタッフが適切に仕事を振っていたために有能であるように見えただけで
実際に自分の頭で考え動ける訳ではなかった。

四人新規雇用。そのうち二人退社。
非常に有能だった一人は親の都合での退社。
仕事を楽しんでくれた一人は仕事面では良かったが残念ながら横領で退社。
後二人もとても優秀。

一人は対外販売部門を一人で取り仕切っている。
もう一人はこの不景気にも関わらず昨年を超える売上を三ヶ月連続で達成中。
雇用は偶然にも全て当たったので悩むなら入れ替えた方が良いかもしれない。

B、スタッフ視線まで降りていっての再教育に手間取った上色々と事件に巻き込まれた
再教育は一番下からと言う原則に則り一番下のスタッフから始めたが
言われたことだけしかしないスタイルを崩そうとしなかった。
ある一定の年齢を超えると考え方を変えて貰うのは難しいのかもしれない。

幸い、気持ちだけでも汲み取ってくれた他のスタッフが良く動いてくれたことで
部門によっては売上が上がっているところもあります。

C、社長も喧嘩しないように配慮してくれている
注意配慮が上手くなっているように感じます。
今ではお互い配慮ができているような感覚があります。

今後の方針として決定していない(相談中の)事項は以下のような感じ

ア、最後まで人を信じる政策を採るか入れ替えるか考える。 #ずっと悩んでいる
イ、ロールモデルを作りちゃんと成果に報酬が出るように変える #現在交渉難航中

ロールモデルとはロールプレイ(演じる)のモデルのこと。
この人のように働けば簡単に報酬が手に入るとわかりやすく明示することで
マネて貰える目標になる人物。もしかすると自信がある人の方が良いかもしれない。

今しばらくの動きとしては僕自身は自分がいることで、組織にとって良い影響を
及ぼせている自信があるので自分が必要だと思える人にあなたが必要だよと
声をかけ自信を湧かせることを継続してやっていきたいと思います。

彼ら彼女らにとって要らないかもしれないが、成果報酬制度の導入までのつなぎとして
ちょっとした報酬となればいいなと思います。
本当は言われない人に気付いて貰えればよいのだが今はそこまでは期待しない方向で。
ちょっと待って欲しい、カエルはゆっくりと熱すると本当に茹で上がるものなのか?
大学院の授業。

本日はアカウンティング講座。
記憶に残ったことを列挙。

持続的成長を達成するためにマネジメントと成長力の双方の伸びが必要。
マネジメント力のない伸びは乱気流的企業。
マネジメント力はあっても成長力がないと世界遺産。
300万社ほどある日本の企業の99%は茹でガエル的企業。
資金が回っている内はよいが回らなくなると茹で上がる。

株式会社はその設立目的として持続的成長を期待されている。
持続的成長のために人と資本を増やしていかなければいけない。

自分が問題意識を持っている点についてはとても頭に残る感じがします。
ただ目の前のことに絆創膏を貼り、明日をしのぐのが仕事ではありません。
企業人として研鑽を重ね脱茹でガエルを目指しますとも。
五月二日午後10時30分頃
店に人手が少なく駆り出されていた店長の奥さんがトイレのためバックヤードを訪れると
スタッフ休憩室から猛烈な煙が出ているのを発見。

全力疾走で店長を呼びに走る。

店長そのままダッシュで煙で火元がわかりづらい中火元を発見し駆け寄り、
流し台に火元もろとも周囲の可燃物をたたき込み水栓を全開にする。

鎮火。

その頃奥さん店内のお客さんに頭下げて回り店内全員避難に成功。
原因は10時頃に帰ったスタッフのタバコによる失火かと思われます。

で、11時。風呂上がりの僕の携帯に店長より着信。
「これからどうしたらいいかな?」

明日すぐ開店できるようにいろいろと作業を終了させて、
煙を出すため開けられる窓を全て全開にして、
警備会社に連絡し警備員さんを特例で一晩貸して貰い、
#「待機」という制度で無料でしてくれるそうです。
朝まで待機してもらって帰ってきました。

ケガ人も被害も何もなかったから言うのですが、
良い春の消防訓練になったのではないかと思います。

ヒヤリ・ハットは無くしていかないと本当に職場が消えてしまいます。
今後は対策として、店舗内全面禁煙&喫煙場所の限定(店舗外)を考えています

明日は社長からの落雷が考えられますが、
何より大きな被害とケガ人がいなかったので本当に良かったと思います。

人材募集

2009年4月13日 お仕事
かなり前から稟議書出していて反応の無かった人材募集の上申が認められました。
「商材知識があって」「根性の有り」「マメ」が条件のようです。

不景気なので多少見つかりやすいと思います。金草鞋履きつつ探してみます。
社内恋愛にはメリットとデメリットがあると思います。

二人のメリット:会う機会が多い、多くの面を見ることができる、フォローしあえる。
二人のデメリット:失敗・恥ずかしいところを見られる、嫉妬心が湧く、
会う機会に比例して喧嘩の機会も増える、プライベートでも仕事のことで喧嘩する。

周囲のメリット:話のネタにできる、キツイ仕事を割り振れる
周囲のデメリット:公私混同・えこひいき・喧嘩に振り回される

どちらかと言えば周りの人が受ける影響の方が大きいように思います。
自分自身も気をつけたいと思うのですが

今回発生したのも周囲が振り回された事件でした。

二年近く不倫関係にあったカップル(男性側のみ結婚)があったのですが

・奥さんの要請で子作り週間に突入したこと
・もう一組最近できたカップルが比較的喧嘩が少なそうに見えること
・先が見えない関係と女性側の年齢
・仕事上の人間関係のトラブル
・彼氏に仕事上のことで怒られたこと

以上が原因で彼女側が爆発して無断欠勤→音信不通に。

長期に渡って勤めてくれていた人だけに担当していた仕事量も多く
二日間連絡が取れなかったときは諦めて人材募集を掛けようかと思ったのですが
五日目にケロッとした顔で出勤してきました。

無断欠勤間仕事量が増大しましたが、何も問題なくて良かった…のかな?
彼女さんとカウンセリングを行い今後について相談したのですが、
急な事態でも対応できるよう柔軟性のある組織を作り上げてきたいと思います。

何より自分自身が回りに迷惑を掛けないように気をつけたいですね。

教学相長ズ

2009年3月24日 お仕事
最近役職付きになった後輩(マッチョ)が悩んでいる様子。
色々と話を聞いてみると

・役付きになったことで自身に責任感が芽生えてきている
・バイト時代では気にならなかった事象が目に付くようになってきた
・それに加えて、事象を気に留めない他バイトに対して沸点が低くなってきつつある
・で、昨日キツイ注意の仕方をしてしまったためにそのスタッフと気まずくなっている

とのことです。
彼の話を聞きつつ、言葉を続けながらも結論の持って行き方を迷ったのですが

・責任感の萌芽を摘むのは避けたい
・起こったことについて責めても問題は解決しない
・本人も言い方について問題があったことは認識している

ということで、
注意したこと、責任感が芽生えてきている事に対して褒めて
言い方についてアドバイスしてみました。

怒りの衝動を一度飲み込んでみたり、相手が自分の注意を受け入れてくれやすい時期に
注意してみるとかの受け手側の感情を意識してみる(←言い方も同時にカイゼンできる)とか
の細かい指示を伝えてみたのですが
マッチョ君なので、半分聞いて貰っていれば良いかと思います。

コミュニケーションはただの技術だと思いますが
他人と深く関わり生きていきたいという覚悟がないと上達しないのかなぁとも思います。

教えるということは学ぶということ。学ぶということは教えるということ(教学相長ず)と言いますので
後輩に伝えることで自分自身も成長できるのかなと思います。
生放送出てこいとのミッションでした。

昔にも店舗紹介でテレビ出たときよりはマシなんだろうなとおもってたのですが
やっぱり、緊張しすぎました。

が、どうも周りには普通のように見えたらしくお褒めの言葉を戴きました。

本人的にはすっごくヘコんでました。途中から緊張しすぎて脳が真っ白でした。

司「本日は~の~店に来ています♪、副店長のガッツーゾさんですよろしくお願いします♪」
が「よろしくおねがいします~♪」
司「こちらはおっきいお店ですね~普通の本とかCDとかだけのリサイクルショップと違って、
いろんなものが置いてあるんですね~、他にどんなものがあるんですか?」
が「子供さん向けにカードとかゲームとか、お父さんさん向けに釣具なんかも置いてます」

(本人が全く覚えていないため中略)

司「最後に一言アピールポイントをお願いします」
が「『とりあえず』来て下さい。以上です。」

終了後収録に来ていただいた方を見送ってから
「とりあえずて何よ!と」自分でツッコミ入れてました。

ホント凹んだ~次はもっとうまくやろう。
未だうまくまとまっていないのですが、頭の中のガラガラポンでガラガラしている状態です。

以下オークションに流す買取専門店を想定します。
買取屋が成立できる条件として、一定数の人口×一定額の客単価が必要です。

で、サステナビリティでない買取を行ったとすると買取人口が減少します。
具体的には
・不信感を与えるような買取
・買取額とかけ離れた販売額(大きすぎる単品利益)
・一気に買い占めるようなまとめ買取
です。

以下某掲示板より抜粋ですが

「販売量(額)は買取量(額)に比例する」という原則があります。

田舎に不似合いな大規模買取販売店を作ったとして、しばらくは滞留在庫が売れますが、
「買取人口が少ない=買取商材量が少ない」のため買取が店を支えられる
クォリティや量を満たせず先細りになります。

結局買取力(=売上)は地元のお客さんに依存するため、本社が一部上場だろうが
買取量が10倍に増えるって事はありません。

よって、持続的成長を達成するためには焼き畑農業的な買取を行うのではなく
地元のお客さんの信頼を得て成長できるようにしてゆかねばなりません。

当然至極な中間報告なのですが、ここからどう展開するかですね。
風呂上がりなので頭が回りません。後日追記します。

ラジオ収録

2009年1月7日 お仕事
今日で計五回目10本目の収録。
柄ではないのですが、会社スポンサーのラジオ収録に参加させていただいています。
地域ラジオ局のクイズコーナーなのですが毎度緊張すること緊張すること。

・知ってる問題でも間違える
・コーナーを受け持っている女性の方が美人過ぎて目が泳ぐ

慣れない事をすることほど難しいことはありません。
特殊な職歴がひとつ追加されたとポジティブに考えたいです。

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