米経営学者ピーター・ドラッカー氏がAP通信によると、11日、米カリフォルニア州クレアモントの自宅で死去した。95歳。

 オーストラリアのウィーン出身。1931年フランクフルト大学を卒業。ロンドンの銀行エコノミストを経て、37年に渡米後、米国籍を取得。ニューヨーク大やクレアモント大教授などを歴任。「断絶の時代」などの著書で知られる。88年に行った講演の中で、円高に対応した日本企業の海外進出によって、終身雇用の崩壊など労働問題に直面する可能性を指摘した。 (共同)

コメント