先輩が昨晩亡くなられたと先程連絡がありました。
 大学時代では一つ上の先輩で、彼は二浪だったか三浪だったかで入学されたので、僕からすると年齢はかなり上の人でしたが、どんな時もどんな相手にも丁寧に下手から話されていて、今は自分のいくらかの部分が先輩から強い影響を受けていたのだなと感じています。

 僕は部活の体育会系ともカルトとも付かない空気や、部活で行われる強制的な飲み会が本当に嫌で、すぐにでも退部したかったのですが先輩は僕を多くの外部団体に紹介し、突っ込んで、それぞれで役職に就かせて場所を作ってくれました。
 部活内の人からしても外部団体への出向者(私など)が栄達すると予算などで優遇されるため、部活内でも居場所ができたため最後まで部活を続ける事ができました。
 留年の原因になったので今となれば良かったかどうかはわかりませんが、大学時代の部活が楽しかったのは亡くなられた先輩のおかげであったと思います。

 卒業後は氷河期世代であるため、職を転々とされた後は間借りではありますが自分の店を持たれて頑張ってらっしゃったとたまに帰国した時に連絡を取って聞いていたのですが、昨年から発症したガンが脳に回って…と聞きました。
 連絡をしてこられた先輩の親友の方も精神を病んでると数年前亡くなられた先輩から聞いていたので、大丈夫かな、後追ったらアカンでなんて事を電話口で考えながら聞いていました。

 もう少し運動しよう。もっと勉強しよう。何より人生を楽しもうなんて事を今考えています。

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